10月の地方料理クラスはノルマンディ。
酪農王国でありリンゴの産地であるこの地は
牛が草を食むなだらかな丘陵地が広がる冷涼ながら穏やかな気候。
私の感性では、この土地は日本でいうところの青森や北海道を思い起こします。
リンゴの発泡酒であるシードル、リンゴの蒸留酒のカルバドスを始め
ノルマンディ地方のチーズ ポンレヴェック
ノルマンディ地方のホロホロ鳥
ボルディエのバターを取りそろえました。
そこで前菜には日本でもおなじみになりましたがプーラールおばさん流のオムレツを
ポンレベックとサラダを添えていただきました。
ふわふわに泡立てて作るオムレツはいつもとは一味違う食感で素朴ながらに美味しい!
ボルディエのバターとフライパンにジュっと溶かして焼いたのです♪
メインの食材 ホロホロ鳥を鍋でしっかりと焼きます。
それをシードルとカルバドスで煮込みます。
ビオのシードルはワイン商人であるアンベロさんの一品。
そのままですっきりと味がしっかりとしていて美味しい。
デザートはトゥールグール Teurgoule
お米とミルクとシナモンをオーブンにいれて3時間。
ひたすら入れっぱなしで出来上がる、本当に素朴なのですがしみじみと味が馴染んで美味しい。
元気な若者から働き盛りのお父さん、そして子供お年寄りまで
テーブルを囲む人が皆同時に味わって楽しめる、そんなデザートです。
来月はアルザス地方です。
どうかお楽しみ…!