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芽ぶきの月のムニュ

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新緑の瑞々しさにあふれる今日この頃
野菜達も柔らかく瑞々しい味わいのものが店頭に並びます。
前菜は出来るまで無駄をそぎ落としたシンプルな人参のヴェルーテ
人参の繊細で豊かな味わいを無駄なく料理します。

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メインのこのお料理は、私がもっとも影響を受け、また尊敬するL'Ambroisieのシェフ
ベルナール・パコー氏のスペシャリテ「Meriniere de Bar Farci, fondue de tomates」
を家庭で再現しやすくよりシンプルな材料で作れるようにと私なりにアレンジしたものです。
シェフは魚の出汁でスズキを茹で焼きにするのですが、私は紙包み焼きにします。
魚の出汁を取る手間が省けますし、紙に包んで焼くと蒸し焼き状態になるので
スズキから出る美味しさが無駄なく味わえると思います。
ハーブバターをのせることや、トマトフォンデュを添えるアイデアはシェフのものです。
(よりシンプルにアレンジしていますが)
フランスに留学していた約19年前の当時、本を買うよりも…と
料理の本が充実していたポンピドゥーセンターの中にある図書館へ夜な夜な通い
大好きなパコーシェフの本を読み、そしてレシピを写していました。
日本に帰ってから、貴重なパコーシェフのレシピを想像し、再現する日が続きました。
パコーシェフの哲学は素材の味をシンプルに生かす素直なフレンチ。
この料理はまさに素直でシンプルなフレンチです。
それでいながら複雑。
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昨年の秋、18年ぶりにランブロワジーを訪れました。
今は息子さんと一緒に作っておられます。
私がずっと思い描いていたレストランとは少し変わっていましたが
美味しさは変わっていませんでした。
日本人の胃袋に対して200%の量で、満腹を超えたボリュームに
久々にクラッシックなフランス料理の重さを実感009.gif
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デザートは苺のアンフュージョン。
様々な香りが複雑に香ります。
皆さん、ありがとう💖💦!

18年前に美味しいお料理を出して下さった
レストラン・ランブロワジー、パコーシェフそしてメートルドテルの方々の
素晴らしさは本当に思い出深いです。
そしてご馳走して下さった、私の叔父叔母にも感謝です。
by Chez_Eri | 2013-04-23 10:53 | シンプリーフレンチ料理クラス | Comments(0)
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