今月は「水」をテーマにしました。
素材に含まれる水分をいかに変化させるのか・・・?
こんな視点から料理をすると、素材の真の美味しさを引き出すことが出来る。
こうすることでシンプルながら複雑な味わいを構成することができる。
これは料理のジャンルを問わず普遍的なテーマであります。魚・お肉・野菜などには必ず水分が含まれていますから、それを自分の意図に応じて変化させる。こんなことを意識して食材を前にすると料理は変わってきます。
これは…何???
答えは「バニラたっぷりなクリームドーナッツ
」。
生徒さんの「ドーナッツを作ってみたい」という声から今月のデザートが決まりました。
フランスではいわゆる穴のあいたドーナッツは見かけません。ベニエやペ・ド・ノンヌというシューを揚げたものはあるけれどアメリカンな穴があいたフワッ、シュワッなものはありません。でも美味しいですね。
家で作るとその美味しさはまた格別。
フワッシュワッな食感を作る為には、あれとこれ、を入れるんです
。
是非家でも作ってみて下さいね。
皆さんの楽しい声を聞かせて下さいね。
授業の後には、一日を振り返って反省することが沢山あります。
皆さまの立場に立って物事を考えることが未だ至らないことが多く、
そんな時は本当に申し訳なく残念です。
お忙しい中、時間を作ってお越しいただいていらっしゃっていることに感謝して
授業を充実させることはもちろん、
これまでもまたこれからもより皆さまの立場になって考えられるようになりたいと思う今日再びであります。