料理するにあたって最も大切な調味料だと私が思うのは・・・「塩」。
これは石川県珠洲でとれる塩。
今年の夏にとうとう現地で手に入れました。
甘くてまろやか、ミネラルを感じ、フランス料理や甘いデザートにもよく合う味わいだと思う。
とても美味しい。
フランス・ゲランド産の塩の良さは私も太鼓判を押したいくらいで本当においしいと思う。
けれど日本の海、珠洲でつくられる塩も同じくらいに(またはそれ以上に)美味しい。
遠くのものを称賛するのもいいけれど
近くで頑張って作られているものをも大切にしたいとやっと感じ始めました。
塩職人が海水を汲み、砂の上に撒いて汗水流して作っている。
天然の塩作りは夏にしかできない大変な重労働だ。
能登半島の寒流と暖流が出会う海水の質のよさと丁寧な作業の賜物で
これは繊細でやさしい味わい。
↓の写真はやらせっぽくて少し引いてしまうけれどせっかくなのでのせます。
これは観光客を喜ばせるための衣装だと思いますが。
塩、奥深いです。